認定こども園捜真幼稚園2017年12月園だより

2017年11月30日(木)
神様からのプレゼント
「恐れるな、わたしは民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。」        ルカによる福音書2章10、11節

クリスマスの楽しみは何ですか?と子どもたちに尋ねれば、「プレゼント」と答えることでしょう。
プレゼントをもらえることは子どものみならず、いくつになっても嬉しいものです。また大人になるとプレゼントを届ける喜びも知っていきます。皆さんは、どの様なプレゼントを送り、何を受け取りたいですか。
園が保護者の方に手伝って頂きながら行い、喜ばれている活動に長年行われている3施設に送っている名入りタオルのプレゼントがあります。 また逆に園にも、いろいろな方からプレゼントが届きます。中には品物ではなく、奉仕のプレゼントもあります。裏門を出た所からその先の道までの階段を、いつも掃除してくださる方がいることを皆さんはご存知でしょうか。園の利用者しか使用しない階段をある一人の方が、もう10年以上になるかと思いますが、掃除してくださっています。昔は、職員が階段の下まで掃除をしていました。しかしある時から、階段を掃除しに行っても綺麗になっているので不思議に思っていると、掃除してくださっている方がいることがわかりました。その方は掃除している事を語ることもなく、自分は決して使用しない階段を掃除してくださっていたのです。そこである年の感謝祭の前に日頃のお礼を伝えたく、お名前を訪ねてみました。しかし「名乗る程の者ではありません」との返答のみで、決して名乗ってはくださいませんでした。そして「気にしないで私が勝手にやっているのだから」とおっしゃったのです。それ以来、時よりお見かけする際にお礼を述べるようになりました。自分のためでもなく、誰かに喜ばれるためでもなく掃除をし続けてくださっています。まるで誰にも知られず誕生し、誰かに喜ばれるためでもなく、気付かれなくても神様の愛を実行するイエス様の働きに通ずる物を感じることができます。
皆さんの中には、園に入園されたことで、クリスマスの本当の喜びの意味を知った方もおられることでしょう。クリスマスとは、神様からイエス様というプレゼントを頂いた日です。その様に言われても、プレゼントと言う表現にピンとこない方もおられることでしょう。そうなのです、神様からのプレゼントは、気づく人にも気付かない人へも同じ様に届けられているのです。イエスを求めようとする者のためにも、求めようとしていない人のためにも神様はイエス様を届けてくださいました。その誕生は粗末な馬小屋でした。それは高貴な姿でもなく、身分の低い者に寄り添うかのような誕生でした。今を生きる私たちには気づかない姿で、プレゼントと気づかれない方法で、皆さんに今なお愛を届けてくださっているのです。それは今まで気付かなかった事の中にあり、今を生きている私たちが出会う人や関わりの中で 、様々な出来事を通して届けてくださっているのです。恵み溢れる神様のプレゼントを、受け取ってみませんか。そのプレゼントに気づき受け取った時に知る、今までとは違った喜びに、心から感謝できる素敵なクリスマスを過ごしてみませんか。たとえ皆さんが神様からのプレゼントを受け取らなくても、神様の愛のプレゼントは皆様のところに送り届けられています。それは、私たちが気付かないところで、裏門の階段を気持ちよく使える様に掃除してくださるあの方の様に、イエス様は皆さんに必要な物と愛を注いでくださるお方なのです。自分よがりな考えやの自らの力だけを頼りに傲慢に生きるのではなく、愛し守ってくださるイエスの愛のプレゼントを受け取って、イエスの愛に包まれた平安を感じてください。
冒頭の聖句にある様に、プレゼントを受け取る際には、羊飼いが天使をみて恐れた様に恐れを抱くかもしれません。しかし、神様は大きな喜びを届けてくださっているのです。楽しむクリスマスだけではなく、クリスマスの意味を知り、神様からのプレゼントを受け取り、本当の喜びに満ちたクリスマスを過ごしてみませんか。
今年も子どもたちはクリスマスソングや降誕劇を通して、クリスマスの喜びを皆様にお届けいたします。皆様のところに本当の喜びが届きますように...            

副園長  岡野 きよみ

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