神様に愛される子どもたちの園

横浜駅に程近い、自然豊かな小高い丘の上にあるキリスト教の園です。

認定こども園捜真幼稚園2018年11月園だより

2018年10月25日(木)
スイミー
娘の小学校で、絵本を読むボランティアをしています。年に数回ですが、とても楽しくて、毎回何を読もうかとワクワクしています。国語学習で、もう少しで"スイミー"が始まるという時に、"そうだ!スイミーを学習する前に、絵本としてのスイミーを味わってもらおう。"と思いました。もともと大好きな絵本が教科書の中に取り込まれ、実は複雑な心境でした。絵本は読み手と聴き手がいて、子どもは聴き手です。読み手の声を通して、聴き手の心のままに自由に絵本の世界を感じます。教科書は子どもが読み手になり、様々な角度から文脈を読み取り、理解することを求められます。担任の先生からは、「絵本を読んでいただいたおかげで、子どもたちのスイミーに対する学習意欲がとても前向きでした。」と言っていただいて嬉しかったのですが、やはり複雑な気持ちが残りました。子どもたちには"絵本"という作品に出会う中で様々な世界を感じ、豊かに成長してほしいと願わずにはいられません。 絵本『スイミー』に対する思いは、捜真幼稚園に出会ってから、ますます深くなりました。大学の実習の時に、初めて捜真幼稚園の空気にふれました。一回目の実習でカチカチに緊張し、思うように動けなかった私は、今度の実習では頑張ろうと、またしても肩に力が入っていました。捜真幼稚園での実習の日々は、不思議に温かいものに包まれているような感覚があり、自然に緊張がとけ、そのままの自分を出しながら、色々なことを経験させていただき、吸収することができました。就職してからも落ち込んだり、失敗するようなことがあっても、どこからかプラスの力が湧いてきて、もう一度立ち上がることができる、そんな体験を重ねてきました。「捜真幼稚園って、スイミーみたい。」働き始めて数か月後、ふと思いました。お話の最後の場面、小さな赤い魚たちとスイミーが大きな魚を形作る場面と、先生方の姿が重なったのです。お話の後半で、大きな魚が出現し、素晴らしい海の世界が一転、小さな魚たちが恐怖の渦に飲み込まれていきます。けれども、スイミーの一声で小さな魚たちがそれぞれの持ち場を守り、大きな魚のふりをして、その魚を追い出すのです。 そして、だんだんと"スイミー"は保育者だけでなく、園全体に当てはまると思うようになりました。一人ひとりが持ち場を守り、一つの身体を作り上げ、一つ一つの事柄を乗り越えていく。そして、(ここからはスイミーのお話にはありませんが)、互いの違いを喜び合い、日々の生活の中に祈りがあり、全てを神様の導きと信じて感謝して進んで行く。捜真幼稚園はそういう園です。 今は、以前に感じた"不思議に温かいもの""どこからか湧いてくるプラスの力"が、信仰から生まれてくるものであることを確信しています。キリスト教保育は、その信仰から生まれた保育です。聖書の言葉と祈りを土台に、一人ひとりが大切にされ、違いを喜び合い、共に生きていくことを感謝していきたいと、今あらためて思います。

   『あなたがたはキリストの体であり、また、一人ひとりはその部分です。
                     (コリントの信徒への手紙Ⅰ 12:27 )』
               

主幹保育教諭 黒坂 綾子

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今週末です! 
 園を生み出した捜真バプテスト教会の創立70周年記念コンサートです。
 園の教職員や卒業生家族も多数参加しています。
 お誘いあわせていらしてください。

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