園からのお知らせ

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認定こども園捜真幼稚園2022年1月園だより

12月16日(全園児)・17日(年長組・年長組保護者)、クリスマス礼拝を捧げて、教育標準時間保育の2学期は終了しました。来週から冬休みで冬期保育となり、3学期は1月11日の始業礼拝から開始となります。
今年の歩みも守られたことを感謝します。クリスマスには捜真バプテスト教会の礼拝配信をご覧ください。
下記は1月園だよりメッセージです。良い年末年始をお過ごしください。

申命記31:8「主御自身があなたに先立って行き、主御自身があなたと共におられる。主はあなたを見放すことも、見捨てられることもない。恐れてはならない。おののいてはならない。」(「主」とは神様のことです。)

正月には多くの人が初詣に出かけます。そして、「家内安全、商売繁盛」というような様々な「幸い」を願います。一年が終わって振り返る時、願った幸いが与えられた人もいるでしょう。しかし、願い通りには行かなかったという人も少なくないはずです。
もし、「幸い」というものを「自分の願い通りに事が進むこと、状況が好ましいこと」と定義するならば、「幸い」は不安定なものになります。健康、財産、地位、など、幸いだと思える根拠が無くなれば、幸いではなくなってしまいます。しかし、聖書が語る「幸い」とは、自分にとって都合よく事が運ぶことではありません。幸いとは、状況の良し悪しにかかわらず、「主御自身があなたと共におられる」ことです。
失敗したなあ、損したなあ、どうして自分にこんなことが起こるのかなあ、というようなこと、できることなら人生のアルバムから消してしまいたいことがあるかもしれません。しかし、それらをも含めたあなたの人生に神様は共におられるのだということ、そのあなたを「主は見放すことも、見捨てられることもない」ということを知っていることが幸いの根拠です。
 それにしては、神様あまりにも不公平ではないですかと、思うこともあるでしょう。しかし、それは比べるからです。この世の価値観で人間に序列がつけられることからは逃れられません。しかし、その序列、優劣は、人間そのものの価値ではありません。神様は、この世の評価とは無関係に、一人一人の存在と人生が尊いのだと言っておられるからです。また、「こんな自分は神様に心をかけていただく資格なんかない」と自己卑下することも間違いです。神様が大事にしておられるあなたの人生をつまらないものだと嘆くことは、神様を悲しませることになります。

今年も、「主御自身があなたに先立って行」ってくださいます。そして「恐れてはならない。おののいてはならない」と力づけてくださっています。困難はありますが、心の元気を出しましょう。

理事長 小野 慈美

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