12月15日に全園児でクリスマス礼拝を捧げ2学期の教育標準時間保育を終了しました。16日に年長児と年長保護者でクリスマス礼拝を捧げ、他学年は冬期保育となります。12月29日～1月3日が年末年始休業、1月10日から3学期が始まります。子育て支援ひかりの子・ベビークラスの1月申込を開始しました。1月園だよりメッセージをご紹介します。

一緒に喜ぶ

　
2022年11月23日に久しぶりに「さくら会」（園に連なる人たちからなる会）が開かれました。今年は3年ぶりで開かれたので、小学校２,3年生、11，12，21，22歳の学年の方をお呼びして、2回に分けて実施することができました。このように卒業生が幼稚園を覚えていて帰ってきてくれることはこの上ない喜びであります。神さまもきっとこのようにお感じになっているのだろうと思いました。私たちは神さまを信じると言っておきながらすぐに離れてしまい、自分勝手に歩んでしまいますが、神さまはいつも見つけ出そうとしてくださっているのです。
　子どもたちによく話をする100匹の羊と羊飼いのたとえ話の中で、いなくなった1匹を見つけ出したとき、羊飼いは「友だちや近所の人々を呼び集めて、「見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください」というであろう」（ルカによる福音書15：6）とイエスさまは言っています。このたとえ話で羊飼いは神さまを指し、羊は私たち人間を指します。私たちのうち誰か一人でも神さまのもとを離れたら、神さまは全力で見つかるまで探し出し、戻ってきた時、神さまも私たちと一緒に喜ぶということです。これは神さまが遠いお方でなく、いつも共にいてくださり、私たちが離れていても離れていなくても、ともに喜ぶ相手としていてくださることを示しています。
　新しい年も、子どもたちにとって、また保護者の皆さんにとって幼稚園がいつでも帰ってこられる場所、いつでも共に喜んだり、一緒に考えたりできる場所になるようにと願っています。

園長　寺田　千栄