園からのお知らせ

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1学期が終了しました!認定こども園捜真幼稚園2024年8月園だより 

今朝は夏のつどいを開催して、教育標準時間保育1学期は終了となりました。
7月24日~9月2日は夏期休業期間中の夏季保育となります。
園へのお問い合わせは当ホームページのお問い合わせメールからお願いいたします。

『認定こども園捜真幼稚園8月園だより』よりメッセージです!

人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい

1学期を終え、新入園児もそれぞれがその子らしく表現してくれるようになりました。また他者の存在に気づき、真似てみる、慰める、自己主張するなど様々な姿を見せてくれます。そして1歳児でさえ、友だちに上履きや食事の前にスタイを届けるなど、友だちのために何かしてあげようとすることがあります。
『だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。』マタイによる福音書 7章12節にある黄金律を教えられてなくとも、自ら実行する上記の様な幼い子どもの姿には驚かされます。
しかし他者のために行動する1歳児でも時には、最初に持った人がそれを使える権利がある、先生が片付けと言ったら玩具をしまうことなどルールを理解すると、そのルールに従わない人を注意してけんかが始まることがあります。
どんな人間の中にも、マイルールや道徳を優先させたい思いに陥ってしまう弱さを持っています。それゆえにイエスさまは私たちに皆が平和を作り出し生きるための黄金律は、善行の勧めや〇〇をするのではなく『人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい』と語ってくださっています。マタイによる福音書7章冒頭には『さばいてはいけません。さばかれないためです。』とあります。つまり自分自身が他者との平和を願うのであれば、他者をも平和に導く黄金律を自ら実行するようにと語っておられるのです。
保育をしていると、言葉も語れない幼い子どもには、知恵や社会性を身につけた大人が忘れがちな黄金律を実行する力を、神様に与えてもらえているのではと思わされる場面に出会います。その度に私は子どもに教えられ自らを見つめ直すことがあります。
皆様も『人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい』との聖句を心に留めながら、親子で良き夏休みをお過ごしください。8月には終戦記念日がやって来ます。もしも黄金律を世界の人々が守り続けていれば、戦争は起こっていないのではないでしょうか?しかし今この時も世界では悲惨な戦争が続いています。
もう一度平和の尊さに感謝し、そして自ら平和を作り出す者として歩むことができますようにと、皆様と祈りを合わせ過ごしてまいりたいと思っております。
                          

副園長 岡野きよみ

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