園からのお知らせ

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認定こども園捜真幼稚園2020年4月園だより

「神さまの愛に包まれて」

 捜真幼稚園の新しい歩みが始まりました。といってもいまだにいつ全員が園に集まることができるのかわからない状態です。私たちが誰も経験したことのない事態に直面していること、先が見えない不安の中にいることは事実として受け止めなければなりません。しかし子どもたちにはかけがえのない時間です。お家で過ごしている人も、園に来ている人も一人ひとりの時間が守られますように、皆でお祈りしています。
 キリスト教保育が一番大切にしていることは、子どもたちの「今、ここで」を支えることです。子どもたちは自分たちの「今、ここで」を守ってもらえるから、興味関心が広がり、試行錯誤しながら遊び、自分の意見や思いを安心して出すことができます。そして自分がかけがえのない存在であることに気付いていきます。
 今、私たちは見えないウイルスに翻弄されていますが、捜真幼稚園では、まず見えない神さまに目を向けることから保育が始まります。それは、私たちがどんなものであっても愛の中に包んでくださる神さまを知ることで、自分を、また友だちを大切にすることができるからです。神さまを知り、交わり、体験していく中で子どもたちは自分が赦され、愛されていることを確信していきます。
「あなたがたは神に愛されている子どもですから、神に倣うものとなりなさい。」  エフェソ 5:1
 この聖書のみ言葉は一見、命令のように思えますが、すでに神はあなたを愛し、神に倣うものとして造られているのだから、愛されているものとしてありのままでいなさい。という神さまの励ましの言葉です。どんなに忙しくても、イライラしても、自分が情けなく思える時も、ああこの私を神さまは良しとしてくださっているのだと気づかされる時、心が解放されて少し余裕が生まれてきます。皆さんも是非この神さまの愛を味わってください。
 今年度はスタートから様々なことで中止、延期、変更を余儀なくされました。これからも行事や日々の保育にいつもと違う対応を迫られることでしょう。しかし、神さまは「今、ここ」にいてくださり、いつも必要を満たしてくださいます。必ず道を示し、知恵を与えてくださいます。このことを信じると、希望が湧いてきます。祈りつつ、神さまが与えてくださる恵みを数えながら、歩んでまいりましょう。    

園長 寺田 千栄

 2020年度は9日(木)入園式から1学期が始まる予定でしたが、緊急事態宣言発令に伴い、内閣府、神奈川県、横浜市からの要請、指示がありましたので、それを受けて園の対策を保護者にお伝えしました。
発令が解除されるまでは、可能な限り園児は自宅待機をしていただき、保育が必要なご家庭の園児の保育は続けます。園での保育が守られますようにお祈りください。
感染症予防のため、保護者の送迎以外の園内の立ち入りはご遠慮いただいておりますので、転入等の見学はお受けできません。
園への問い合わせは、電話や問い合わせフォームよりご連絡くださいますようお願いします。

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