園からのお知らせ

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桜が満開になりました!  2023年4月園だより

「ともにつむぎだす」

「キリストはおいでになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました」

エフェソの信徒への手紙2:17

キリスト教保育連盟の今年度の目標は「ともにつむぎだす」です。コロナ禍の3年間を経て、様々に保育を見直し工夫してきたこと、また変わらず大切にしていきたいこと等、新しい子どもたちの状況から保育を新しく紡ぎ出していきたいという思いがあります。ここに、保護者の皆様も加わっていただき、思いや考えを出し合って、より良い保育となっていくことを希望しています。
皆様も、WBC(ワールドベースボールクラシック)に夢中になられたことと思います。私も全部ではありませんが、時々見ながら応援していました。優勝という素晴らしい結果となりましたが、テレビなどで何度も細かく解説しているのを見ると、その時その時の積み重ねが優勝につながっていることを改めて感じました。「もしこのファインプレーがなかったら」「もし、ここでフォアボールで出塁しなかったら」など1プレー1プレーに様々な可能性があります。そして、失敗してもそのことを引きずらずに次に集中することが良い結果につながることも確信できました。私が一番感動したのは、大谷選手のスクイズでした。長打を打てるバッターなのに、自分の力を過信せず、チームのために自分が今何をするべきか絶えず考えている様子が伝わってきました。
先日卒業した保護者の方に、「何でもするから呼んでください」と言ってくださった方が何人もいました。
園のために、自分は何ができるかを皆で考えることができれば、新しい道を皆で紡ぎだしていけると思います。
聖書は「遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも」と言っています。どんな人にも等しく平和の福音は告げ知らせられているのです。そして、この平和の福音は捜真幼稚園にすでに神さまから与えられています。失敗しても、落ち込んでも、前を向いて希望の中を歩んでまいりましょう。今年度の子どもたちと、保護者の皆さんと、保育者たちで、どんな幼稚園を紡いでいけるか楽しみです。

園長 寺田 千栄

さくらが見頃になると、園庭でお花見しながらお昼ごはんをいただくことがあります

保育室からの眺めです

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