園からのお知らせ

NEWS

2025年7月園だより

喜び 祈り 感謝

“いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。”
スクールモットーであるテサロニケの信徒への手紙 第一 5章16~18節は、皆様もご存じのことと存じます。
神さまが私たちに望んでおられることであると聖書に記されています。しかしながら、どのような時も喜び、絶えず祈り、すべてのことを感謝することは容易ではありません。苦しい時、悲しんでいる時、忙しい時には、そのことで頭がいっぱいになってしまいます。喜びを感じることなどできなくなり、祈り、感謝することもできないのが人間であることは、神さまもご存知です。だからこそ、苦しみや悲しみ、忙しさの中にあっても、そのままの姿で神さまに祈り求めていく時に、今この時も喜びと感謝できることがあることを見つけ出すことができるのではないでしょうか。当たり前の日常の中にもたくさんの恵みがあることに気づき、私たちが喜びと感謝に満たされた日々へと変えられていくことを、神さまは私たちに望んでおられるのです。
まもなく1学期が終わろうとしています。心配や不安で涙する子どもたちのことで心痛めた保護者もいらっしゃったことでしょう。いくら保護者が願っても、願い通りにいかず悩んだことでしょう。どんな言葉をかければ良いのだろうか、なぜあんなに怒るのか理解できない子どもの行動など、悩みは尽きません。それは保育者も同様です。だからこそ、教職員で朝昼と祈祷会で、また子どもたちと共に保護者や子ども、保育者の不安や心配も神さまに祈っています。祈りの中で神さまに委ねることを通して、保育者も子どもたちも毎日神さまから恵みの力を頂き、前へと進み、喜び感謝を見出すことができる。この営みが、捜真幼稚園が歩んできた保育の営みです。
神さまは、私たちが苦悩の闇の中で喜びや感謝を見出せるように願い、導いてくださっています。神さまが求めていることは、喜びと感謝に満ちた光の道を私たちが歩むことなのです。当たり前の日常の中また忙しく、日々担う重荷の多いあなたの傍に、神さまは寄り添い、喜び、祈り、感謝できる恵みの中を歩めるよう望んでいてくださるのです。
これからも、神さまが私たちに望んでくださっているたくさんの感謝を見出し、喜びに満ちた営みを皆様と共に歩み続けていけるよう祈っております。

副園長 岡野きよみ
ページのトップへ