園からのお知らせ

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2025年12月園だより

「その名はインマヌエル」

 「名は体を表す。」と日本では昔から言われているので、子どもに名前を付けるときに、皆さんもよくよく考えられたことでしょう。中にはご自分の尊敬する人に付けてもらう場合もあるでしょう。いずれにしてもその子どもの幸せを願う親の願いがこもっています。
ユダヤの社会では父親が名前を付けるそうです。イエスさまのお名前は生まれる前から天使によって父ヨセフに知らされていました。つまり神さまがお決めになったのです。イエスというのは、ユダヤ人の間ではポピュラーな名前で、「主は救い」という意味です。マタイによる福音書は、旧約聖書のイザヤ書の預言の箇所を示し、この預言にある救い主こそイエスさまだと私たちに伝えます。
「その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。
マタイによる福音書1:23
 イエスと名付けた神さまの親の願いは、同じように子として愛している私たち人間を罪から解放したいというものでした。罪とは「的外れ」という意味で、神さまに目を向けない生き方のことを指します。神さまよりも自分を第1とする私たちが、イエスさまによって神さまの愛を知り、神さまに立ち返るようにしてくださったのです。
 インマヌエルとは実際にそう呼ばれていたのではなく、イエスさまの生涯がまさしく神さまと共にあゆまれ、神さまの御心を示された生き方であったことを指しています。
マタイによる福音書は「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」28:20というイエスさまの御言葉で終わっています。たとえ、私たちが何度神さまを忘れても、「神は我々と共におられる」(インマヌエル)という約束を全うしてくださる。このことがクリスマスの本当の喜びなのです。

園長 寺田千栄
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