園からのお知らせ

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2026年3月園だより

人の歩みを確かにする神さま

気づけば今年度も締めくくりの3月、皆様にとってどのような一年でしたでしょうか。誰しもより良い一年を願いながら、歩んでいらしたことでしょう。それでも、自分の思いとは異なる出来事の一つやふたつは誰にでも巡ってきます。様々な躓きや悩みに直面するとその原因を突き止めて解決するために、何をすべきか思い巡らすものです。
人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。“(箴言16章9節新改訳)と書かれているように、人はより良い歩みを求め思い悩むことを、主なる神は知っていてくださっているのです。その上嬉しいことに、神さまいつも私たちの歩みを確かな道へと導いてくださると、断言してくださっている。なんと心強いことでしょう。
それなら主はいつもより良い道を備えてくれればとも、思ってしまうものです。しかし自分の頭で彷徨っている時には、主が備えてくださっている確かな歩みに気づけなくなってしまうのです。八歩塞がりに思える時にこそ、今その時あなたの目の前に備えられている物をもう一度じっくりみてください。少なくとも眠ることのできる寝床が今日も備えられ、上を見れば空が…野の鳥が囀り…寒さの中梅が咲き…目の前に愛する我が子が与えられている。そのようなあたりまえを備えてくださってくださる神さまの恵を知ると、今日もあなたに恵が備えられていることへの感謝が湧いてきます。神さまが今備えてくださっている恵に一つ気づくと…あーここにもあそこにもと思えてくるのではないでしょうか。すると不思議と主が与えてくださっている恵が心に広がってきます。
クラブ活動の指導中に頸髄を損傷し手足の自由を失い、筆を口で咥え花を描くことを通して神さまに出会った詩画作家の星野富弘さんは、悲しみの意味と題して詩を綴っています。『冬があり夏があり、昼と夜があり、晴れた日と雨の日があって、ひとつの花が咲くように、悲しみも苦しみもあって、私が私になってゆく』
人ゆえ思い巡らし悩むものですが、抱え込むのではなく、あるがまま主に委ねる花のように、自分らしい花を咲かせてもらいましょう。皆様が幼稚園で出会った神さまは、幼稚園を離れても、これからもずっと皆様を守り必要なものを備えてくださる方です。あなたの歩みを確かなものにしてくださる神さまが導く、平安な道を歩まれるようにお祈りしております。
  

副園長   岡野きよみ
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