6月園だより
『見よ、それは極めて良かった』
創世記 1章31節
聖書は、神さまの天地創造から始まります。光、空、海、地上、草木、太陽、月、星々、魚、鳥、動物、そして人間です。その一つ一つを神さまは良しとして、祝福され、天地創造を終えた時、「見よ、それは極めて良かった」と最上級に満足されたのです。ですから私たち人間は自然の中にいると、美しいと思い、感動するのでしょう。
皆さんはこの圧倒的な自然の中に身を置いたことがあるでしょうか。私は中高生のころ、教会のキャンプで訪れた日光の千手が浜キャンプ場を思い出します。朝、礼拝していると、日が出てきて、一刻一刻と変化して美しい景色を見せてくれました。目の前に大きな湖があるのですが、一瞬靄が立ち込め、幻想的な自然の中にいることが不思議に思える感覚がありました。そんな時、この自然に比べればああ私はちっぽけだなと思い、そんなちっぽけな私を大きな愛で受け止めてくださる神さまを感じました。
子どもたちは、大人の私たちより本能的に神さまの造られた被造物の中にこの美しさを感じるようです。石、土、水、泥、虫、雨、草木、風、動物等々遊びの中でいっぱい触れ、愛でて、集めて、本質を探求します。時には保育者が気が付かないことを発見し、教えてくれることがあります。神さまのくださった自然に触れることは、神さまに触れることなのです。
私たち人間にも、神さまは今も「見よ、それは極めて良かった」と言ってくださっています。自分の不甲斐なさに落ち込んだり、悲しんだり、もう駄目だと思うこともあります。子育ても仕事も思い通りにいかないことがほとんどです。しかしそんな私たちや子どもたちを神さまは最上級に造り、愛し続けています。ですから、自分や、子どもたちの中に神さまが与えてくださった力があることを信じて、神さまにつながって、自信をもって成長していきましょう。
園長 寺田 千栄
