園からのお知らせ

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10月園だより

ともに生きる

7月の熊本地震から、つい最近の台風まで災害続きの夏を過ごしました。皆様のご親戚やお知り合いの中に被災された方がいらっしゃるでしょうか。心にとめて、祈り続けたいと思います。私たちもいつ、どこで災害に遭遇するかわかりません。災害だけでなく私たちには課題や悩みがつきません。そんな時、思いを共有できる人がいることで勇気が湧いてきます。
阪神淡路大震災の時、私は丹波笹山というところで研修に参加していました。早朝ドーンという縦揺れに続き横揺れが長い間続きました。私たちはホテルの部屋で寝ていましたが、飛び起きて大きな揺れが収まってからドアや窓を手分けして開け、テレビをつけたことを覚えています。その後も余震は続きましたが、研修は安全を図りながらそのまま続けられました。休み時間ごとに皆でテレビを見て、被害状況が徐々にわかってきて不安になってきました。プログラムの間中、関西のスタッフたちは、情報を集めつつ、参加者たちをどう帰すか懸命に道を探ってくださっていたのです。私たちも自力で帰る道を相談していましたが、関西の教会の方々が車で迎えに来てくださり、何とか京都まで送ってくださいました。車の中で「お家やご家族は大丈夫でしたか。」と尋ねると、家は半壊で、少し離れたところにいるお兄様とまだ連絡が取れないとのことでした。それでも今はできることをするしかないのでといって私たちのために動いてくださったのです。私たちが京都につく頃、新幹線が京都始発で動き出し、夜中に横浜に着くことができました。あんなに大きな災害の中、被災者である方々が私たちのために動いてくださり、思いをお互いに共有できたことで勇気がわいてきたことを忘れられません。

「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」ローマの信徒への手紙12:15

このみ言葉を実行することは本当に難しいのです。これはイエスさまの生き方です。自分のことでいつもいっぱいになってしまう私たちに神さまはそれでも喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣く力を与えてくださいます。なぜならいつも神さまは私たちの喜びを喜び、泣いているとき共に泣いてくださる方だからです。今日も力をいただきながら今できることをすることができますように祈り求めていきましょう。

園長 寺田 千栄

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